日時
令和7年10月21日(火曜日)13時30分~15時20分
場所
中央図書館 2階 視聴覚室
出席者
安達委員、宮本委員、柵山委員、小林(久)委員、岩谷委員、小林(春)委員、関委員、清水委員、原田委員
欠席者
古舘委員
事務局
玉木生涯学習スポーツ課長、弓田生涯学習スポーツ課主幹
説明員
鶴ヶ島市立図書館 高久館長、三貫納副館長
傍聴人
0人
内容
1 委嘱状交付
2 第3期鶴ヶ島市立図書館基本構想について
要旨
1 委嘱状の交付を行った。(新任委員)
2 第3期鶴ヶ島市立図書館基本構想について、図書館協議会委員の意見を聴いた。
会議録
会議の経過
1 開会
2 委嘱状交付
3 あいさつ
4 自己紹介
5 協議内容について
協議事項
1 第3期鶴ヶ島市立図書館基本構想について
議 長 協議に入る前に事務局から説明をお願いします。
事務局 基本構想について説明
議 長 はじめに、鶴ヶ島市は指定管理者制度を導入しているということを共有しておかなければならない。従来は市の職員が図書館で働いて運営していたが、指定管理者制度を導入することにより業務の全てを委託することになった。よって現在は委託先の方々が図書館の運営を行っている。事務局から、基本構想は指定管理と連動していると説明があったが、業者は構想の方針に則って運営を行う。基本構想は市のほうで原案を作り、図書館協議会での意見を取り入れ教育委員会で承認を得たものである。城西大学図書館も指定管理者制度を導入し運営している。城西大学の図書館は大学職員2、3名が常駐しているところが鶴ヶ島市の図書館と異なる点である。市はすべて指定管理者にお願いするという形をとっているが、将来的には市の職員が何らかの形で運営にかかわるということを考えているという話が以前あったが現状はどうなっているか。
課 長 市の職員の活用については、第4期に向けて第3期の指定管理期間中に検討すると話していました。第3期の指定管理期間は図書館南分室移転にあわせた形ですが、指定管理の制度上、再任用職員を活用することの難しさ、また、第4期に向けて分室の在り方を改めて整理したいと考えていますので、委員の皆様のご意見を伺いながら一緒に進めていきたいと思います。
議 長 確認するが現時点での分室の管理は誰が行っているのか。
事務局 中央図書館と同様に指定管理者が管理を行っています。
議 長 そこに市の職員が入っていくとなると、トラブルや責任問題などの課題があることは承知しておかなければならない。委員のみなさんのご意見を伺いたい。
委 員 岐阜市のメディアコスモス図書館は、館長と市が話し合って構想を作成し来館者数を伸ばしている。鶴ヶ島市は館長の意見は盛り込まれないのか。
課 長 第3期図書館基本構想はみなさまの意見をお伺いしながら策定されました。来年度以降については、指定管理業者がこの基本構想をベースに図書館を運営していくという形になります。
議 長 指定管理者制度には不自由な部分がある。このため図書館協議会は非常に重要で、みなさんの意見を取り入れていく必要があると認識している。急激に変わる世の中の動きに対応しながら図書館運営をしていかなければならない。電子化ということについては、過去の協議会で必要に応じてすすめていくことになるとは思うが、低年齢のこどもたちに関しては、紙媒体を残していくというのが協議会全体の意見としてまとまっている。高齢者についてはどうか。
委 員 図書館に来ると座ってゆっくり本を読んでいる高齢者の方が多い。こどもに関しては昔に比べると本に触れる機会が少ないと思う。小学校でもデジタルが普及し、調べ学習で本を利用することも少なくなっているが、読み聞かせをするとこどもたちはとても喜んでくれる。第3期基本構想に読書を通じた子育てについて記載があり良いと思う。
議 長 こどもの読書振興に関わる委員さんが多いので、高齢者の方もそうだがスマホを持っていてもまだまだ本に対するニーズはある。一方でギガスクール構想が進みこどもたちはスマホがあれば図書館に来なくても本が読めるので、そのバランスをとるのが非常に難しい。
委 員 中央図書館は地域的な利便性、交通の便が悪いのが残念なところである。分室を拡充するのもひとつの考えだと思う。家族で来館するのが理想的な図書館の姿だと思うが、こどもが大声で話しても大丈夫な空間があるといい。
議 長 ゾーニングについて城西大学水田記念図書館では、この夏一時閉館して1階を騒がしくてもよい場所に改装した。オープンスペースで授業を行い、飛び入り参加も可能となっている。情報を提供するだけでなく会話ができるスペースを確保することは今後重要になってくる。中央図書館のアクセスの悪さについて分室の機能を高めるというのはひとつの考え方だと思う。その時に中央図書館は委託、分室は市職員となった場合、トラブル対応など機能していけるのかは課題である。
委 員 分室の来館者数も把握できるとよい。
事務局 分室は来館者数のカウントはできず、利用者数の把握となっております。
議 長 統計は大切。あわせて質の評価も大切である。レファレンスの機能を向上させることも重要であり、これから図書館が生き残る上での根本的な部分だと考えている。これは分室問題にも関連がある。
委 員 本日、来館するときにつるワゴンに乗って、途中で降ろしてもらい歩いてきた。知り合いに中央図書館のことを聞いたら「建物も良く、緑が多く行きたいんだけど交通手段がない」と言われた。交通手段が増えるといい。他自治体では駅の近くに図書館がある。若葉駅前カウンターが拡大されると便利になる。
議 長 若葉駅前出張所について、今後何か計画などはあるのか。
事務局 若葉駅前カウンターは中央図書館の次に貸出が多く、駅利用の方などニーズがあることは認識しています。若葉駅前出張所の場所は民間から借用しており、若葉駅前カウンターはさらにその中の一部を使用させてもらっている状況です。今後について、具体的な話はできませんがスペースの拡充など、より良い環境整備ができればと考えております。
委 員 本もそうだがビデオも充実するとありがたい。源氏物語などを簡素化したものをこどもたちに見せられたりするといい。
議 長 図書館まつりなどで上映するなど企画できたら良いと思う。現在、企画展などはどれくらいの頻度で行っているか。
図書館 一般展示は月に1回、児童の展示は常に4つ、それぞれのテーマで展開しています。
議 長 テーマは図書館員が決めているのか。
図書館 図書館スタッフが企画しています。
議 長 歴史の動画を流すことなど、利用者からの提案を受けた企画などができるようになるといい。こどもの本で英語の本の利用はあるか。
図書館 オックスフォードリーディングツリーとういう英語のレベルで分けられたシリーズ本が人気です。
委 員 学校では教材などのデジタル化が進んでいる。市として鶴ヶ島市の図書館の役割やあり方をどのように考えているかが大事だと思う。図書館の環境をどう整備していこうとしているのか、それを受けて図書館協議会はどのように考えるか、軸が整理できると良い。自分の住んでいる他自治体の図書館は、建物は新しくなったが、本が新しくなっていない。あまり図書館を利用しない人などの意見を聞くというのも大事だと思う。
議 長 日常的な図書館ユーザーの声も大事だが、利用者を拡大するためには、アクセスの問題もあるが利用しない人の声は確かに重要だと思う。
委 員 こどもが小さいときには毎週のように来館していたが、いまは月に1回来館するかしないかである。当時と比べると生活が変わった、スマホで事足りてしまうことなどが考えられるが、こどもが成人し、今のほうが昔より時間があるのに図書館から足が遠のいてしまっている。時間がない子育て世代の親たちが来館するのはとても難しいと思う。日常の動線の中に図書館があれば寄れると感じた。学校でデジタル化が進み、こどもたちの紙に対する思いが薄れていくと感じた。
議 長 個人的には小学生以上は、紙か電子かは本人が決めればいいと思っている。来ると誰かに会える、レファレンスが受けられる、面白い企画を行っているなど、来館するメリットがないと図書館が必要とされなくなる。これはみなさんと議論していくテーマだと思う。
委 員 思いもよらない出会いがあるので本屋に行くのが好きである。図書館にも同じような魅力があると思う。
委 員 デジタルと紙どちらかではなく両方残していけるといい。読書する時間はあまりなくてもそこに本があると心が安らぐ。ある著者の本を目的に図書館に行ったときに、その著者の別の著書を発見し、あわせて借りたりすることができる図書館の役割は大きいと思う。
議 長 皆さんのご意見をいただき、市の行政に繋がっていければと思います。
議 長 この件については以上で終わりにしてその他に移りたいと思います。連絡事項について事務局から説明をお願いします。
事務局 モニタリングについて説明
議 長 それでは協議事項が終了しましたので議長の職を解かせていただきます。
事務局 以上を持ちまして第1回鶴ヶ島市立図書館協議会会議を閉会します。
閉会