開催日時
令和7年11月20日(水曜日)10時00分~11時40分
場所
市役所3階第2委員会室
出席者
小瀬博之委員、前田則義委員、大和広明委員、三浦信一委員、三浦淳平委員、細田淑子委員、島崎洋委員、中村史代委員、柏木美之委員、宮﨑弘子委員、井ヶ田幸生委員、吉田昭宏委員
欠席者
井元りえ委員
事務局
永井市民生活部長、原野生活環境課長、木下生活環境課主幹、高橋環境保全担当主査、武田環境推進担当主査、堀川環境保全担当主任
傍聴人
1名
議事
- 令和6年度環境報告書について
- 令和7年度のゼロカーボンに向けた事業の状況について
報告事項
市内における「クビアカツヤカミキリ」の被害発生について
(1)令和6年度環境報告書について(配布した資料に基づき事務局より説明)
質疑応答
委員 協働事業を市に協力していただいていたが、一部事業は独立してやっていく。5R推進事業については、今後も市と協力してやっていきたい。家庭系ごみが減少しているのは、市民の皆さんが頑張っていることが今回の結果にもつながっている。食品ロスの話、最終処分場の話などを広めていると、かなり手ごたえがある。啓発により数字に表れやすいと感じている。
会長 環境団体の皆さんの地道な取組の効果である。
委員 1年前の恵方巻の食品ロスについて、売れ残りの食品は店舗の負担になるだけでなく、我々の税金で焼却が行われている。ぜひ啓発をしてほしい。
会長 最近は予約制になっている。事業系の一般廃棄物は有料で処分ではないか。
委員 ゼロカーボンシティ宣言をしているにも関わらず吸収源対策をしていないのはいかがなものか。地球温暖化対策推進法の第4条にある、地方公共団体の責務として、取組の強化をしてほしい。
土の中に炭素を封じ込める取組がある。参考にしてみてはどうか。
会長 植樹等はしていないのか。
委員 グリーンパーク等で里山サポートの方が行っている。
会長 木も生き物である、上手くサイクルさせる必要がある。伐採は必要だが、木や土にもっと市民の関心が欲しいところである。
委員 今年最も暑い夏と言われた。災害等により停電が起きた場合、影響が大きい。木の二酸化炭素吸収源としての考えも必要だが、暑さの避難場所としての樹林地の活用も有効である。吸収源である樹林地などの改善を根本的に行わなくてはならない。そもそも環境に対して興味がない人が多い。市民に対しての周知に力を入れてほしい。
委員 森林について、古木になるとCO2の吸収量が減少する。伐採、植樹をボランティアが行っているが、バックアップが欲しい。
委員 家の周りがコンクリートだらけだと、雨水などが吸収できない。集中的な豪雨の時などに水を吸収させるような意識が必要である。最終的に災害につながりかねない。
会長 内水氾濫はどこでも起こりうる。雨水が浸透するような作りにする啓発が必要である。
委員 街路樹の整備をすすめ、日陰のスペース確保を検討していただきたい。
委員 公園の樹木について、剪定、伐採は行っているが、このままでは樹木がなくなってしまうのではないか。森林環境譲与税を活用し、公園へ植樹をしてほしい。
事務局 公園は都市計画課、街路樹は道路建設課が管理している。横の繋がりの目標を作るのは現状難しく、緑の施策に対して、全体としてあまりうまくいっていない部分がある。
委員 森林に対する責任の部署をつくった方が早いのではないか。民間の力もうまく使ってほしい。
委員 木を植えると葉っぱが大量に落ちるため、枯葉の清掃を行わなくてはいけないが、自治会が崩壊していることから清掃活動が難しい。緑を残したい一方で、落ち葉などの清掃が高齢化などにより難しいという側面もある。福祉などの側面から民生委員とも協力して行ってほしい。
会長 啓発展示は参加する団体数が増え、目標達成をしている。逆に達成が難しそうな目標もある。計画の見直し時期があったら、検討をしてほしい。
事務局 啓発展示が盛り上がっているのは環境団体の皆さんの活躍のおかげである。
委員 緑のカーテンが普及してきていると感じている。いい取組を行い、他自治体とも協力して、広げていただきたい。
会長 参加型の取組は素晴らしい。県や全国にアピールを行ってほしい。
(2)令和7年度のゼロカーボンに向けた事業の状況について(配布した資料に基づき事務局より説明)
質疑応答
委員 こども向け環境教育は何人くらい参加したのか。
事務局 小川町の森林学習は小学生から高校生まで約20名、三宅島の環境学習は6名(小5、6年生)が参加した。
委員 参加人数が少ないと感じるので、この事業だけでなく機会を増やしてほしい。
委員 ガス会社の電力は、再生可能エネルギーなのか。仕組みは。
事務局 実質再生可能エネルギーである。
委員 武州ガスが屋根貸しで再生可能エネルギーを行っているがそれとは違うのか。
事務局 電気について、実際には化石燃料由来のエネルギーを利用している場合があるが、武州ガスの取り次ぎ元である東京ガスから「環境価値証書」などを購入することで、実質再生可能エネルギーとなっている。CO2に配慮したエネルギーを購入しているということである。
事務局 市のホームページでも紹介しているので、ご覧いただければありがたい。
委員 ヘチマ・プロジェクトという素晴らしい取組が続いてくれたら嬉しい。2050年に向けて新しいことに挑戦してみるのも良いのではないか。市民に向けての啓発が非常に大事。鶴ヶ島市は、市民ができる取組を行っており、環境にやさしい市と認識している。ゼロカーボン推進店の取組も継続をお願いしたい。
委員 窒素系の肥料からCO2が出てしまう。土の中にいるものを活用できれば改善できる。農業系の側面からもアプローチが必要ではないか。
会長 川越市も二の足を踏んでおり、有機的な農業に変えていけば良いのだが、農業的な問題や消費者の問題もある。
委員 リサイクルコーナーはたくさんのものが集まっていると見受けられ、啓発効果が高いと感じている。自分もインクカートリッジやペンを持ってくることがあるが、インクを使うということは紙も使っているということに気づかされ、意識を変えることができた。
会長 つるバスのEVバスも見かけた。
市内における「クビアカツヤカミキリ」の被害発生について(配布した資料に基づき事務局より説明)
質疑応答
会長 大学のキャンパスでもフラスが確認できたサクラがあった。被害が大きくなりそうである。
委員 繁殖力はどのくらいなのか。
委員 通常のカミキリムシの5倍(一度に1000個程度の卵)産む。フラスが出ていることで、樹木が食われているのが判断できる。被害木に対しては薬剤注入をするか、侵食が進んでいる場合は伐採となる。伐採後完全に焼却しないと幼虫が出てしまうため、注意が必要である。空中を飛ぶ距離は短いが、桜並木だと伝って繁殖している。
委員 毒性はあるのか。
委員 毒性はない。
委員 樹齢との関係は。
委員 比較的若い樹の方が食べられやすい。
委員 青梅の梅の木被害もクビアカツヤカミキリの影響か。
委員 それは別で、菌によるものである。東松山管内ではすべての市町村で被害が確認されている。すぐに枯れてしまうわけではないため、様子を見て対策を行う。20,000円/本程度の対策経費が掛かる。
委員 クビアカツヤカミキリは見た目がかっこいいため、収集されてしまう。教育も大切であると考える。
会長 ヤマザクラは他の要因でも枯れてきているので、樹木に対しての取組を進めてほしい。
委員 カミキリムシとは別の問題だが、スズメバチが多い。毎年樹木の根元に巣が作られてしまう。刺されたという報告は自治会から上がってきてはいないが、人的被害がいつ出るかわからない。スズメバチ被害に対しての取組についても考えてほしい。
会長 スズメバチはすぐに刺してしまう虫ではなく、基本的に人のことは無視している。存在自体が害を与えるという訳ではないため、何でもかんでも危ないということではない。クマも一緒ですぐに危害を加えるわけではない。緑があると虫ももちろん発生する。闇雲に伐採などにつなげず、共存が大切である。
スズメバチがセイヨウミツバチという外来種を駆除しているという一面もある。生態系は難しい問題である。
その他
委員 緑のカーテンを作った家は、作らない家と比較してエアコンの使用量が20~30%少ないというデータがある。また、ヘチマたわしがマイクロプラスチック減少につながっている。
委員 鶴ヶ島市は人口が横ばいではあるが、日本全体では減少している。歳入が減ることから、行政ができる範囲が限られてくるため、事業をシビアに考えなくてはならない。
会長 市民力という部分では、DXと言われている中、環境は現場で起きている部分が多いので、意識をして取り組んでいかなくてはならない。
委員 環境においては、リスクと効果の評価を公表していくことで、対策を考えていくことができると思う。
会長 市民の皆さんと行政が協力して環境問題に取り組んでいただきたい。