開催日時
令和7年10月16日(木曜日) 13時30分~14時45分
開催場所
女性センター 第二講習室
出席者
伊東委員長、鈴木副委員長、萩原委員、林委員、木戸委員、内野委員、木村委員、寺島委員、三浦委員
欠席者
荒幡委員、有光委員、黒川委員
事務局
円城寺福祉部長、平野こども支援課長、石川こども支援課主席主幹、飯塚こども支援課主幹
傍聴人
なし
議事
(1)こども誰でも通園制度について
<事務局>
資料1、2について事務局から説明。
<質疑応答>
委員
令和8年度に認定こども園が2園できる予定と聞いている。こども誰でも通園制度の対象者が減ってしまうのではないか。都内で、こども誰でも通園制度を試験導入した園では大変だとの話を聞いている。一時預かりの制度もあるので、こども誰でも通園制度の趣旨が分かりにくいかもしれない。
事務局
こども誰でも通園制度については、来年度に向けて事業の周知啓発を行いながら必要な方への支援を広げたいと考えている。この事業を利用することで市が実施する様々な子育て支援サービス、例えば児童館や子ども家庭センターなど各種事業を知る機会にもつながる。まずは、本事業を市民に知っていただくこと、安心してご利用いただける事業とすることに注力していく。利用していただいた保護者にはアンケート調査を実施し、ニーズに合ったサービスの確保に努める。
初めてのサービスの利用に際しては、一定期間の親子通園利用いわゆる慣らし保育の実施について、こども家庭庁から通知があった。現在、市内の事業者と円滑な実施に向けた様々な調整を進めている。0歳6か月から満3歳未満のこども一人ひとりの家庭での生活リズムに寄り添いながら、保育士がこどもと接する際の様子などを保護者にもご覧いただくことで保育士が具体的な相談を受け、アドバイスをさせていただく機会につながればと考えている。こどもに保護者以外の大人やお友達とゆっくり慣れ親しんでもらえるように、あそびや保育環境の工夫を行いたい。
本事業は、一時預かり事業とは事業の目的や対象年齢、補助事業と給付制度などの違いがあるので、目的に応じて利用いただけるように丁寧に周知したいと考えている。そして、最も大切なのは保育現場に混乱のないように様々な機会を通じて実施事業者や保育士と話し合いを深めたいと考えている。
委員
保護者からこどもが泣いているときに、どのように対応して良いかわからないなどの相談をいただく。こども誰でも通園制度の利用によって、親子通園など保護者が子育てのことをより知ってもらうきっかけになれば良い。継続的に子育ての負担軽減につながれば良いと思う。
事務局
こども誰でも通園制度は、親子通園をはじめ保育の状況を保護者が観察しながら、子育てを学ぶ機会という趣旨もあると思う。
また、こども誰でも通園制度について計画を策定することになっている。昨年度策定した、第1期鶴ヶ島市こども計画では量の見込みと確保量について記載していない。令和7年度第1回審議会において、量の見込みと確保量は資料を提示し審議いただいたが、代用計画として策定することになるので、本審議会で改めて審議いただきたい。
今後、12月議会において事業の認可や確認のための条例を提案させていただく。本日、認可条例の資料をお配りしたが、事業確認のための条例も同様に安全に事業を提供し、事業の給付を受けられる施設であることを確認する条例案の作成を進める。市議会において議決いただいたら年明けから認可手続き等を速やかに進める。
委員
こどもは人見知りが始まると、こどもを預ける時に1時間くらい泣くことがある。こども誰でも通園制度は上限が月10時間とのことだが、1日泣いて終わるときがあるかもしれない。月10時間をどのように割り振っていくのか、誰が決めるのか。
事務局
こどもの対象年齢や午睡状況、園の職員の受け入れ態勢等を考慮したうえで、事業者が事業実施時間の設定を決める。1時間ごとに利用するこどもが変わると保育士や保育施設等に慣れ親しむ前に保育時間が終了することも考えられるので、利用できる時間枠を例えば2時間ごとにするなどの工夫も実施予定事業者と意見交換をしながら調整を進めている。
委員
こども誰でも通園制度は良い取組だと考える。家庭でできないことを経験できる場となる。集団の中で学ぶことも多い。
心配なのは保育士の確保である。保育園には職員の配置基準がある。0歳から2歳までのこどもには保育する保育士の人数も多くなる。現場として保育士不足の課題は年々大きくなっている。保育士が不足すればこどもを預かることができない。こども誰でも通園制度は時間単位。時間単位で働いてくれる保育士を確保できるのか。
事務局
こども誰でも通園制度には、一般型と余裕活用型の2つの類型に分かれる。一般型は、職員配置についての特例基準はあるが、専用施設を設け保育士を2人以上確保するものである。余裕活用型は、面積や保育士の人数の要件を踏まえたうえで、保育園等の利用定員に満たない場合は、満たない人数分のこども誰でも通園制度でこどもを預かれるというものである。
市内の大型保育園は待機児童対策のために利用定員以上の人数を弾力化枠として受け入れているので、大型保育園ではこども誰でも通園制度の実施が難しい状況である。地域型保育事業の対象保育園では余裕活用型はできる可能性があるので現在調整を進めている。
保育士の人材確保については市としても課題だと考えている。新たな職員の雇用をしなくても事業を実施できるような方法を検討し、保育施設等と調整している。
委員
こどもが働いていた幼稚園の労働環境は決して良くなかった。現在の保育士の労働環境はいかがか。
事務局
市では、市内の保育園を対象に事務監査を実施している。保育士にヒアリングする機会もある。例えば、仕事を家に持ち帰ってまで仕事をしなければならないような状況はないと面接した保育士から直接聞いている。近年、事務のICT化が進み効率化が図れていることも要因の一つだと考えている。
(2)こども等へのヒアリング結果について
<事務局>
資料3、4、5について事務局から説明
<質疑応答>
委員
こどもから意見を聞くには工夫が必要だと考える。どのような聞き方をしているのか。以前、こどもへのヒアリングに関する研修を受けたことがある。
事務局
未就学児には、保護者にも同席いただいたうえで、相談業務を行うケースワーカーと一緒に聞き取りを行っている。
小学生には、児童会担当の教員に事前に聞き取りを行う内容をお伝えし、児童会で話し合いをしたうえで聞き取りを行っている。
中学生は、児童館に来館した中学生を対象に聞き取りを実施しているが、複数人で来館しており、友達と一緒に複数人に対して聞き取りを行っている。
こどもたちが意見を言いやすい場の創出に取り組んでいる。
委員
資料にこども食堂の記載があった。一本松駅の近くでこども食堂をやっている。仕事がない時には手伝っている。寄附で受けた食材でカレーを作り提供しているが働き手が足りない状況である。
事務局
こどもたちのために何かしたいという人たちが集まり、昨年、民間団体や市民団体等で組織した、つるがしまこども応援ネットワークを設立した。ご意見のあったこども食堂の運営事業者もネットワークの会員である。各団体等で情報共有していただきながら、市としてもできることを検討したい。
委員
ヒアリング結果の中に、歩道が整備されていないなどの意見があるが、市で対応いただけるのか。
事務局
こども支援課でできることは対応したいと考えるが、対応できないことは関係課に情報提供している。気になることがあれば市にご連絡いただきたい。
(3)その他
<事務局>
市内老人ホーム入所者に関する新聞記事について情報共有。
児童福祉法改正に伴う保育所等における虐待発生時の対応について説明。