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最終更新日 2010年5月3日

オセアニア民族造形美術品の譲与について

オセアニア民族造形美術品につきましては、人類全体の貴重な財産であり、学術的な調査・研究のもとに将来にわたって引き継ぐ文化遺産であることを共通認識として学術機関と覚書を締結したところですが、ここで譲渡先との協議が整い、議会でオセアニア民族造形美術品の譲与が議決されましたのでお知らせします。

1 譲与先

  • 学校法人 天理大学(467点)
  • 学校法人 南山学園(168点)
  • 学校法人 早稲田大学(1,086点)

2 譲与の目的

オセアニア民族造形美術品は、鶴ヶ島市民のみならず、広く人類全体が共有すべき文化遺産として、良好な収蔵環境のもとで学術的な調査・研究が行われ、次世代へ承継されることが望ましいと考えます。このことから、好適な収蔵施設を保有する学術的機関へ作品を譲与することが必要かつ最善と考えております。

3 経緯

市が所有するオセアニア民族造形美術品は、平成7年12月と平成8年3月の2回に渡り、故今泉隆平氏から寄贈を受けたものです。
市は、これまで、公開展示や学校教育における活用等、オセアニア民族造形美術品を活用した種々の施策を展開してまいりました。
市では、現在、市立鶴ヶ島第二小学校の余裕教室を簡易収蔵庫として作品を保管しております。作品の受納後10年以上が経過し、一部の作品では劣化が見られることから、恒久的な保存に必要な施設の確保は喫緊の課題となっております。しかしながら、現今の市を取り巻く諸事情を鑑みると、収蔵施設の建設は、本市にとりまして困難と言わざるを得ません。民族学的価値に係る調査・研究体制の整備も、同様に難しい状況です。
このため、市は、前記学術機関と、作品の譲与を目的とした交渉を進めてまいりました。

4 譲与の効果

作品を譲与することにより、オセアニア民族造形美術品を良好な収蔵環境のもとで次世代へ承継することが可能となるとともに、専門的・学術的な調査・研究が行われることが期待できます。この方途が、作品にとりまして最善であり、かつ寄贈者の意思を尊重したあり方と考えております。

5 その他

3大学は、譲与契約に基づき、以下の連携を行います。
(1)3大学は、研究成果の報告、公開展示等を行うときは、原則として市に通知するように努めます。
(2)3大学は、調査および研究にあたり、情報を共有するように努めます。
(3)3大学は、市民から作品の閲覧または借用の申し出を受けたときは、調査および研究に支障がない範囲で、これに応じるよう努めます。

教育委員会 教育部 社会教育課
電話049-271-1111