【はじめに】
皆様、おはようございます。本定例会の開会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
本日は、令和元年第2回鶴ヶ島市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集を賜り、誠にありがとうございます。
また、先の臨時会において選出されました、近藤英基議長、松尾孝彦副議長におかれましては、今後、その重責を担って鶴ヶ島市議会の運営に当たられることとなります。健康にはくれぐれもご留意いただき、鶴ヶ島市発展のためにご尽力いただきますようお願い申し上げます。
【経済状況】
さて、世界経済においては、米中の貿易摩擦により輸出入に不安定な動きがみられ、また、世界各地で起きている紛争や自然災害など、日本を取り巻く状況は、今後より厳しくなることが想定されます。
国内においては、消費税率のアップ、日本企業の海外工場の撤退・移転など、日本経済に大きく影響をもたらす要因が数多く見られます。
さらに超高速の移動通信システムである5GやIOT、人工知能AIなど急速な進化と急激な変化が進む中、鶴ヶ島市の市政運営をいかに安定に保つか、が大きな課題であり、多方面に渡り注視していきたいと考えております。
【つるゴン婚姻届】
今月1日に令和元年となり、新しい時代が幕を開けました。本市でも、5月1日未明から多くのカップルが婚姻届けの提出に来庁されました。また、若手市職員がデザインし作成しました「つるゴン婚姻届」も好評をいただき、当日は25件の婚姻届けが提出されました。新たな生活をスタートさせるお二人の門出を祝福するとともに、これをきっかけに地域への愛着を深めていただき、末永く鶴ヶ島市で暮らしていただきたいと思います。
【交通安全】
先月19日、暴走した乗用車による親子の死亡事故が東京都豊島区で発生しました。また、今月8日、滋賀県大津市では、信号待ちの保育園児の列に軽自動車が突っ込み二人の園児が亡くなる事故や、千葉県市原市では、公園で遊んでいた保育園児らに突っ込んできた乗用車から、保育園児を守ろうとした保育士の方がケガをする事故など、子どもが犠牲となる事故や高齢運転者による事故が相次いで発生しております。
亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げます。また、負傷された方々の一日も早い御回復をお祈り申し上げます。
本市では、今後も交通事故を未然に防止するため、路面標示や道路区画線の施工、道路照明灯のLED化を進めるなど、自動車運転手等への注意喚起、及び歩行者等の安全確保を図るなど交通安全対策を推進するとともに、高齢者や児童、幼児を対象とした交通安全教室を実施し、交通安全意識の向上と啓発に努めてまいります。
また、「つるバス・つるワゴン」の運賃の無料化を、これまでの障害をお持ちの方、妊娠されている方に続き、高齢者及び介護を必要とする障害者の介護者も対象としたいと考えています。日常生活の移動手段として公共交通機関の利用を促し、高齢者の自動車免許証の返納を促進するとともに、市民の交通事故防止の一助となるものと考えております。
【提出議案等について】
次に、本定例会でご審議をお願いする議案 等について申し上げます。
人事案件に関するものが2件、条例の一部改正に関するものが6件、一部事務組合の規約変更に関するものが1件、一般会計補正予算が1件、特別会計補正予算が2件です。
内容につきましては、提案理由等によりご説明申し上げますので、慎重ご審議のうえ、ご議決いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。