新しい学校給食センターがオープンしました

外観
案内図

9月2日から給食の提供を開始する新しい学校給食センターの取組をお知らせします。市では、これからも学校給食における地産地消や食育の推進などに取り組んでいきます。

学校給食センター 課題は老朽化対策

市ではこれまで、藤金地内にある2つの学校給食センターで、1日当たり約6300食の給食を市内の全小中学校に提供してきました。
この2つの学校給食センターは、それぞれ昭和53年、昭和59年に開設しました。施設・設備機器とも老朽化が激しく、衛生管理面の脆ぜい弱じゃくさなどの課題がありました。

最新の衛生管理ときめ細かな給食の提供

新しい学校給食センターでは、これまで以上に、安心で安全な給食を子どもたちに提供していきます。高い衛生水準を確保するため、作業室は壁やカウンターで仕切り、作業の流れを一方向(パススルー方式)にして交差汚染を防止します。
また、アレルギーを持っている子どもにアレルギー対応食(最大70食)を提供できる調理区画を設けています。アレルギー対応食は、新しい施設の稼動が安定した平成26年1月から提供開始の予定です。当面、1卵除去、2乳除去、3卵・乳除去からスタートします。

食育や地産地消も継続

新しい学校給食センター開設後も、地元食材を利用した給食提供に取り組みます。お茶を使った給食のデザート「鶴茶ちゃん(カップケーキ)」は人気メニューとなっています。
また、望ましい食生活を養うため、学校栄養職員が給食時間などを活用し、児童生徒に対して「食に関する指導」を継続して行います。
なお、食材の放射能濃度測定もこれまでどおり実施します。

学校給食センターの設備を紹介 〜食器と保温食缶も新しくなりました〜

学校給食センター

【F1】

 

検収室

検収室
納品された食材を段ボール等から出し、専用容器に移します。

 

下処理室

下処理室
洗い終わった野菜はパススルーカウンター越しで受け渡します。

 

煮炊き調理室

煮炊き調理室
1台あたり約1,000食を調理可能な大きな回転釜や、食材を急速に冷却可能な冷却機を備えています。

 

揚物・焼物調理室

揚物・焼物調理室
多機能なスチームコンベクションオーブンや業務用のフライヤーで揚物や焼物を調理します。

 

和え物調理室

和え物調理室
出来上がった食品を冷たいまま出荷できるように、食缶を冷やすための冷蔵庫を配置しています。

 

アレルギー対応食調理室

アレルギー対応食調理室
食物アレルギーを持つ児童生徒へ、アレルゲン毎に個別調理し専用の容器に配缶します。

 

洗浄室

洗浄室
食器類は、カゴに入れたまま洗浄が可能な最新の洗浄機を導入しています。

 

コンテナ室

コンテナ室
食器を入れたコンテナごと消毒できる保管庫です。

 

【F2】

見学通路

見学通路
2Fには、すべての作業工程が見学できるよう、見学通路を設けています。

 

新しい学校給食センターには、従来はなかった食育と災害対策の機能を設けています。

食育スペースを設置

県内初の体験型食育スペースを設置しました。全工程が見学できるほか、調理釜に実際に触れられる体験スペースなど、食育学習機能を備えています。

災害時にも活躍

施設前の多目的広場には、災害時にかまどになるベンチを設置しています。
また、PFIの利点を生かし、市と事業者は、災害時における応急対策活動の協力に関する協定を締結しました。

食器の新調と保温食缶の導入

強化磁器製
ステンレスから強化磁器製の食器へ
保温食缶
新しくなった保温食缶

 

学校給食センターの新設に伴い、各学校の児童生徒と先生へのアンケートの結果を基に決めた脚折雨乞のデザインを施した強化磁器製の食器を使用します。また、食缶は、今まで以上に温かいものを温かいまま、冷たいものを冷たいまま届けられる保温食缶に新調しました。

【施設を見学するには】

「まちづくり市民講座」では、メニューの1つに、施設の見学を用意しています。5人以上のグループで政策推進課政策担当へ、申し込みください。平成26年1月から見学可能となります。

鶴茶ん
子ども達に大人気の「鶴茶ん」

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは学校給食センターです。

学校給食センター 〒350-2214 鶴ヶ島市大字太田ヶ谷79番地2

電話番号:049-285-6596 ファクス番号:049-271-4295

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